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鶴屋南北「菊月千種の夕暎」「世話の暫」二冊セット
¥2,000
江戸後期の歌舞伎を代表する劇作家、鶴屋南北の戯曲を、気軽に読める形で出版する、鶴屋南北ノヴェライズ・プロジェクトの2冊目の刊行を記念して、ツンデレ芸者の血みどろロマンス、皆殺し活劇にして、南北の絶筆「菊月千種の夕暎」と、座敷の二階に暫が現われ、団十郎や幸四郎が実名ではしゃぐ豪華キャストによるメタコメディ活劇伝綺「世話の暫」の二冊セットを、予約限定で、2000円で販売します。 文学フリマ東京40に参加できない方、買えなかった方、こちらで購入していただければ。限定20セット。よろしくお願いします。
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鶴屋南北ノヴェライズ・プロジェクト02「世話の暫」
¥1,300
「東海道四谷怪談」の作者としてもお馴染、江戸の歌舞伎作家、鶴屋南北の戯曲を、現代人が気軽に読める形にして文庫化する鶴屋南北ノヴェライズ・プロジェクト第二弾は、源頼光四天王vs甦った平将門の一子良門の戦いを描いた「四天王産湯玉川」の二番目、なんと、市川団十郎、松本幸四郎、瀬川菊之丞らが実名で登場して、企画会議を繰り広げ、生着替え、生メイクを見せ、ついには海外からの客で賑わう芝居茶屋の二階座敷に、あの巨大な暫が降臨するというメタコメディ活劇伝綺、通称「世話の暫」をお届けします。 役者が自分の役を演じる芝居なので、出演者紹介のページも付けました。浮世絵による顔写真付き。分かりにくいギャグには注釈、読みにくい漢字にはルビも振って、気軽にゲラゲラ笑って読めて、最後にはちょっと呆れる江戸歌舞伎の生世話の神髄が楽しめます。
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鶴屋南北ノヴェライズ・プロジェクト01「菊月千種の夕暎」
¥1,200
完売していました「菊月千種の夕暎」、誤字などの修正に加え、読みやすく全体に手を入れて増刷しました。 「東海道四谷怪談」の原作者として知られる、江戸後期の歌舞伎作者、鶴屋南北の作品をノヴェライズするプロジェクトの第一弾として、鶴屋南北最晩年の作品「菊月千種の夕暎(きくづきちぐさのあかねぞめ)」を読みやすい形で復刻した本です。ノヴェライズと言っていますが、どちらかというと落語の速記本に近い、芝居の実況中継的な文体にしています。 いわゆる妖刀もののバリエーションで、二世瀬川菊之丞演じる芸者の三勝が、知恵と度胸で様々な苦難を乗り越えて、それでも追い詰められた果てに起こる惨劇を描いた、ロマンティック・バイオレンス・アクションです。江戸歌舞伎の奔放な想像力と、ロジカルな物語構成を味わっていただけたらと思っています。 文庫128ページ、1200円。世界で唯一の、気軽に読める鶴屋南北です。ミステリっぽい展開もあり、恋愛ものでもあり、仇討ち物でもあり、シスターフッドでもある、とんでもない物語です。江戸の想像力と歌舞伎の面白さが伝わるといいなと思っています。